2017.1.8
まずは粗断ちした革の裏に、目止め液を塗ります。(これをしておかないと、毛羽立ちが収まりません。)
塗って乾いたら、本断ちしていきます。裁断面(コバ)が毛羽立っているので目止め塗って、ヤスリをかけ、また目止めを塗って、磨くを繰り返します。(今回は5本分作ります。)
ここまで磨けたら(上の写真)蜜蝋を塗っていきます。(下の写真)蜜蝋を塗る事によって毛羽立ち、色落ち、腐食を防ぎ、磨けば艶も増します。
次に念(溝線)を入れ、磨きます。
綺麗に磨けたら、2枚の表面を合わせてコの字に縫います。
縫い終えたら、糊を塗り貼り合わせてポケットを作って いきます。この時、同じ様に裁断したのに、ズレが出てきます。
こんな時は、まずズレ無い様にミシンを掛けてから包丁、ヤスリ、カンナを使って面を合わせていきます。その後は、また目止め塗って、磨いての繰り返し。
ある程度、磨けたら本体を縫い付けていきます。ここでもやっぱりズレが出てくるので、先ほどの工程を繰り返します。
こんな感じで面が合えば、
目止めを塗り、磨きます。
繰り返し塗って行き、ここまで艶が出ればok
次に蜜蝋を塗って、念を入れて行きます。そして後はひたすら磨く!
最高の出来!!!
重石を乗せて1晩寝かせて完成です。
あれっ?3本だけ?5本じゃなかった?そうなんです。後の2本は手縫いにしようと思いまして、途中から別行動になってました。手縫い編は次のブログで♪
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